元大学職員のスピーチ

元大学職員。PR会社に転職しました。//大学職員の仕事、大学職員論、大学教育に関する話題はこちらに書きます。//noteでは、広報PR、働き方などを発信中。https://note.com/mariehoshino

小さい会社に勤めるメリット

約5年勤めた大学を辞め、今年の7月から小さなPR会社で働いている。

 

福利厚生や社内制度の面でいうと、たしかに大学の方がバリエーションがあってよかったのかもしれないけれど、ほとんど使ってない制度も沢山あったので、福利厚生が劣ることはそんなに気になっていない。

 

小さい会社には小さい会社なりのメリットがあって、それは大きく2つあると思う。

 

1つ目が、誰がどんな仕事をしているのかをすぐ理解できること。会社全体の仕事がどう回っているのかを、会社を見渡すだけでざっと把握できるので、単純に面白いし、仕事をどう回していくべきなのか、学びも多い。

 

2つ目が、社長との距離が近いこと。仕事上で社長とやり取りをしたり、取引先に来てもらって、話をしてもらう場に立ち会うことも多い。同じことを話していても、社長の話し方はやっぱり説得力があって、引き出しも豊富で面白い。交渉の進め方も勉強になるし、経営層とそこまで畏まらずに話せる環境は本当に色々学べて面白い。

 

私は就活時、大企業病に捕らわれていた。大企業じゃないと面白い仕事ができないし、なんなら自分のプライドや見栄のために大企業を志望しているようなところがあった。

 

でも、中規模大学、中小企業に勤めて思う。

大企業じゃなくても面白い仕事は十分できるし、なんなら子育てと仕事に理解があって、仕事に裁量持たせてやらせてくれる会社は意外と多い。

 

小さい会社も優良企業は結構あるから、大丈夫だよ、という話でした。おしまい。