若手が潰れてしまう組織
先日、大学職員の友人と久しぶりに話す機会があった。その友人が勤める大学では、なぜか若手の休職者や退職者が増えているらしい。
詳しく話を聞く中で感じた、若手が潰れてしまう原因はこんな感じ。
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①経営層や管理職が若手を信用していない
②いろんな指示系統からいろんな指示が飛んできて、時にそれが矛盾している
③②の方向整理を誰もやってくれないので、若手が判断するが、その判断に対して上から色々言われる
④縦横のつながりが薄く、相談先が少ない
⑤なんかすごく細かいこと、問題の本質からものすごくずれたところで色々怒られる
⑥頑張った結果が見えづらい
⑦本来上司がやるべきことを、若手がやらされる
⑧複数の利害関係者の間で板挟みになってしまう
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私もかつて大学に勤めていたけれど、この中のいくつかの要因は実際に経験したことがある。人数が少なく、人の入れ替わりも激しくない組織だからこそ、人間関係に起因する問題があると辛くなりやすいんだと思う。
うまくストレス発散できたり、うまくかわせる人ならいいけれど、そうでないときついよなあ。
郷に入っては郷に従えじゃないけれど、空気を読みつつやりたいことをやっていく力が大学で働くには必要だなと思った。