星野マリエのスピーチ

大学に勤務中。産休育休中。仕事、キャリア、出産子育て、趣味を中心に書きます。 大学、教育、大学職員、転職、就活、キャリア、社会学、勉強、SNS、音楽、読書、カメラ。 //上級SNSエキスパート、PRプランナー補//CDA勉強中//好きなものは好きでいいじゃん。

暇な仕事と大学職員

暇な仕事ってあるのかなーと思う。仕事はどの職業でもお金貰ってる以上、暇な状態ってほとんどないんじゃないかなーと。頭を使う仕事か体を使う仕事か、そういう仕事の特徴の違いはあるかもしれないけれど。

 

どんな理由で大学職員を志望してもいいんだけど、「暇そう」とか「コスパがいい」とかいう理由で志望すると激しくミスマッチを起こすと思う。

 

それは職場によるし、部署によるし、人による。教務(医学部事務含む)、学生支援、キャリア、広報、入試、法人企画などなど、忙しい部署はたくさんある。

 

仕事をたくさん抱えていても、仕事の仕方がうまいから基本的に定時で帰る人もいるし、暇かどうか、コスパの良さとかよりもその仕事をしたいのかどうか今一度心に問いかけてほしいなあと。冒頭にも言ったけど、仮にも雇われてお金をもらっているのだから、全うしなければならない責務みたいなものは必ず生じる。それは大学職員という仕事でも同じ。

 

かつて尊敬する人が言っていた、大学職員を胸張って言える仕事にしたいということ。私も本当にそう思う。だから、私は私の仕事を全うするし、仕事の中で目標やあげたい成果(例えば認知度を上げるとか)があるから勤務時間外も勉強や情報収集をする。

 

日頃考えていることやスタンスは行動や言動に出る。自分が考えているより人はそれを見ている、と思う。

 

 

研究や情報発信をすることについて思うこと

大学職員として研究や情報発信をしていると、それに対する批判の声を聞くことも多い。そんなことをやっている暇があったら、自己顕示欲を満たしていないで、学生や教員のことを考えろ、と。

 

個人的には研究しようと、情報発信しようと、何もやらなかろうと、本務がきちんとこなせているなら各個人が好きにすればいい話で、他者からとやかく言われる話ではないと思っているのだが、とにかく何かやっている人を叩く場面をよく見かける。

 

なぜ大学職員が研究や情報発信をしていると叩かれやすいのか考えてみた時、本務がないがしろになっている人が悪目立ちするという理由の他に、大学の仕事ならではの特徴が原因として考えられるのではないかとふと思ったので、メモ的にブログを更新する。

 

他の業界でも働きながら研究したり、情報発信している人はいくらでもいる。例えばマーケッターやキャリアカウンセラーなど。彼らも彼らなりに叩かれる場面はたくさんあるんだろうけど、大学職員のように「そんなことやめろ」と言われづらいのは、①仕事の成果が見えやすく ②学んだり研究したり、発信した内容が実践の中で活かしやすいからではないだろうか。

 

つまり、大学職員の仕事が①成果が見えにくく ②学んだり研究したり、発信した内容を実践の中でどう活かすかがわかりにくいために、研究や情報発信をすることが良くないこととして受け止められやすいのだ。

 

広報ならば志願者数などである程度数値的な成果は見えるものの、学生相手、教員相手の仕事では具体的な目に見える成果は出しにくい。成果を出すために理論をどう使うのかということもわかりづらい。

 

だからと言って、大学職員がただ事務仕事をこなすだけでいいかというと、そういう訳でもない。(いや、ただ事務仕事がしたい人はそうすればいいと思うけど、私は「ただ事務仕事をこなすだけの仕事」はこれからの大学生き残りをかけた時代に時代遅れになると思っている。)学生相手の教育的側面が伴う仕事では、それに見合う理論に裏付けされた仕事ができれば勤務先の大学がより良くなるし、情報発信する中でまとまった考え・アイディアをもとに日々の仕事を少しずつ改善していけば、それもそれで勤務先の大学をより良くしていくことにつながると思う。

 

あくまで「本務をしっかりこなした上で」が前提だが、好きでやりたいのなら、大学院に進学して研究したらいいし、SNSやブログで情報発信をすればいいと思う。色々な自己研鑽があっていいし、多様なキャリアパスがあっていいと思うのだ。

 

このテーマに関しては以上です。

「肩書き」が目的になってはいけないな、と思う。

自分への叱咤の意味も込めて。

「肩書き」が何かをする目的になってはいけないなあと思う。自己承認欲求をある程度満たすことは、自己肯定感を持つ上で大事かもしれない。だけど、それを追い求めすぎると、いつのまにか中身のない人になってしまう気がする。

 

就活をしていた頃の自分、働き始めて3年目までの自分。恥ずかしながら、他者の評価を気にしすぎていたと思う。いわゆる「肩書き」や「どんな人と知り合いか」、「どんなところに所属しているのか」的なやつ。それが自分の評価とかそういうものを高めると勘違いしていた。

 

4年目を迎えてすぐの頃、ある人に「あなたは自分で何かと理由をつけて今いる場所に止まって、愚痴を言うばかりで、行動できていない」と言われて気がついた。(言われた直後はそんなことないとムッとしたけど)

 

私、何がやりたくて、何ができたの?何ができているの?

 

外見ばかりを気にして、中身が何もないんじゃない?

 

人生は肩書きをどれだけ集めてきたかではないのだ。何を考えて、いかに行動するのか。行動の積み重ねが自分を作る。それに気づいてから、自分の中で燻っていた何かが消えた気がする。「行動できているか」を時々振り返りながら、日々生きている。まだまだ未熟だけども。

 

先日、大学業界のことを勉強する方法について記事を書いた。必要だと感じるなら、勉強の場を求めてぜひ色々なところへ出かけていただけたら嬉しいのだけど、「肩書きを得る」ことを目的にして欲しくないなあと思う。

他の業界のことはわからないが、私が今身を置いているこの業界、「肩書きを得ること」が目的となってしまっている人に出会う確率が高い気がするのだ。

 

その勉強会は何のためにやっているの?(○○会の何々をやっている自分、××で発表した自分に酔ってない?)

その勉強は何のためにやるの?

自分は何をやりたいの?今、どんなことができているの?

 

手段と目的が入れ替わらないように。

日々精進していかねば、と思う。

 

工夫して残業を減らしたのに、仕事が増やされる現象について考えてみた

以前、「定時で帰るために工夫したこと」について記事を書いた。

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ありがたいことに沢山の方に読んでいただき、Twitter上でも色々な反応をいただいた。その中で、私の頭から抜け落ちていた視点に関するツイートがあったので、今回の記事はそのことについて書きたいと思う。

 

私の頭の中から抜け落ちていたのは、これ。

日本の組織にありがちな、”仕事ができる人に仕事が集まる”現象。せっかく定時で帰れるように工夫をしても、上司からさらに仕事を増やされて、結局残業せざるをえないという現象が日本の多くの組織では起こってしまう。

 

私が色々工夫して残業を減らせたのは、上司の理解があったことも大きい。上司が率先して仕事の効率化を進め、早く帰ることを推進していた人だったから自分の働き方をスムーズに変えることができた。とても恵まれた環境であり、上司には大変感謝している。

 

でも、恵まれた環境の人しか早く帰れないのは非常にもったいない。人生の貴重な時間、仕事もやるし、好きなこともやる。そういう生活を送れた方が幸せではないか?と思う。ということで、1日でも早く帰れる日を増やせるように、課員・平社員でも何かできることはないか考えてみた。

 

正直に言うと、”仕事が終わった日や早く帰りたい日は自由に早く帰れる”ような職場環境を整えるのは管理職の仕事である。こういう環境になっていない職場が多いのは、管理職のマネジメント力不足が原因。昭和の製造業時代の成功体験や家庭環境のモデルにいつまでも頼り、マネジメントできる管理職を育成してこなかった組織にも非はあるだろう。

 

生産性を高めた人に仕事が振られてしまう現象は、

①管理職が部署の仕事の全体像、全体量を把握しきれていない

②管理職が誰がどれだけの仕事を抱えているかを把握しきれていない

③管理職の価値観が「昭和」のままアップデートされていない

おおよそこの3つの原因に集約されるように思う。

 

じゃあ、私のような課員・平社員はその原因に対して何ができるだろうか。

鍵となるのは「コミュニケーション」であるように思う。雑談も含めたコミュニケーション。いくら自分が仕事を頑張っていても、それが相手に伝わっていなければその頑張りは無いも同然である。相手が「もうわかったよ、もういいよ」とうんざりするまで、コミュニケーションをとって悪いことはないと思うのだ。

 

管理職が部署の仕事の全体像や誰がどれだけの仕事をしているのか把握できていないのであれば、まずは自分の仕事について報告量・相談量を増やしてみるのが良いと思う。例えば、私は冊子を作る仕事を行っていたが、制作スケジュールと工程を上司に報告していたし、企業とのメールのやり取りはほぼ毎回上司をccに入れていた。また、自分の中である程度結論が出ている事でも、上司に念押しの確認をしたり、あえて相談をしてみるということも行っていた。

さらに、これは少し労力のいることだが、部署内の仕事の全体像や誰が何をやっているのかを自分自身がきちんと把握し、自分と強く関連のある仕事を行なっている人に対しては自分から積極的にコミュニケーションをとって状況を確認するようにしていた。相手の状況に応じて先手を打ってフォローに入ることもできるし、逆に自分がキャパオーバーであればフォローしてもらえるような関係をあらかじめ作っておくのである。上司から仕事が増やされる時、全く無関係の仕事が増やされることは稀だと思う。自分が関連する領域の仕事まで状況を把握できていれば、あらかじめ仕事が増えそうな芽を摘んでおくことができるし、上司に自分や関連する仕事の状況を相談・報告をすることによって部署の仕事への理解も深めてもらいやすい。仕事を自分主体でコントーロールしてしまうのである。また、適切なタイミングでフォローに入れるお助けキャラになる事で、早く帰る日に部署内の人から小言を言われる事態も避けやすくなる。

 

また、日頃から雑談を厭わないキャラクターでいられると良い、と最近思う。プライベートは徹底して隠したい人もいるだろうが、プライベートの状況を雑談の中で上司に伝えておく事で、早く帰りたい日がある事、早く帰る日は何か事情がある事を理解してもらいやすくなる。深く話す必要はないので、習い事を始めたとか、子供や家庭の状況とか、はまっている趣味があるとか、何気ない話をしてコミュニケーションをとることも管理職の「昭和的価値観」を少しずつアップデートしていく助けになると考える。

 

昭和の成長期は男性が組織で働き、女性が家庭を管理するというスタイルで社会を動かしていたから、「24時間戦えますか」というスタイルでもよかったのだと思う。しかし、日本の人口が大きく減少するこれからの時代、同じ組織の中で様々な背景を持った人が一緒に働くことになる。親の介護を抱えた人(女性だけではない。男性もだ。)、子育てをしている人、定年を延長した高齢者、持病を抱えた人、海外出身の人などなど。同質的な働き方をすることは、もはや無理な時代なのだ。

 

生産性を高めても損するだけだから甘んじて残業を受け入れる、というのも組織の中での一つの生存戦略かもしれないが、それは昭和的価値観の働き方を維持することに加担していることでもあるように思う。できることは少ないかもしれないけれど、それでも少しずつコミュニケーションをとりながら、変えられるところを変えることはできるのではないだろうか。(もちろん、組織の中にはいろんな人がいて、理不尽なことも多々起こるので、全然働いてない人の尻拭いをさせられる等、やれる事をやり尽くしてもうまくいかないことも多々あると思う。その場合は残念ながら、自分が体調を崩さぬよう個別に対応策を考えるしかない。)

 

何か1つでも変えてみると案外状況が好転することもあるので、周囲に対する自分のあり方・アプローチの仕方を変えてみるのも手ではないかと思っている。私自身も試行錯誤の段階ではあるが、今の上司ではない人の元で働いても、仕事の効率化をできるように工夫していきたいなと思う。

 

定時で帰るために工夫していたこと

「あー、早く帰りたい。」

働いている人なら誰しも、一度は思ったことがあるのではないだろうか。私はほぼ毎日思っている気がする。できることなら早く帰って、家でゆっくりご飯を食べながら好きなドラマやDVDを見たり、家族と会話したり、読書や勉強ができた方がいい。

 

入局してから4年間、部署異動もあったが、一貫して入試広報系の業務に携わってきた。大学の中では比較的残業が多くなる業務の1つである。

1〜3年目までのころは残業時間が平均1.5〜2時間/日、遅い時は毎日4時間以上残業をしていた時期もあった。しかし、昨年度は自分の仕事の仕方を見直し、残業時間を平均30分/日に抑えることができた。判断のスピードを早めたり、無駄を削ぎ落としたり、意識して取り組んでいたことを書いてみたいと思う。

 

定時で帰るために工夫していたこと 

 ①メールの処理を溜めない

これは堀江貴文氏の『多動力』に書いてあった仕事術。実践してみたところ確かに仕事にかける時間を減らすことができた。

メールの返信やメールできた依頼事項の処理は、どうしても面倒くさくて後回しにしがちである。しかし、後回しにすると「メールの内容理解」「処理方法の検討」に関して無駄な時間が発生する。メール内容を確認してすぐに処理をすれば一度で仕事が済むものを、後日やろうと放置しておくと、メール内容の再確認の時間が必要になってしまうのだ。この再確認の時間を無くすことで、仕事の無駄を削ることができるし、メールに関するタスクが溜まっている状態を回避できるので精神衛生上も良い効果を生んだ。

 

私は毎朝、出勤したらメール処理をする時間を30分〜1時間設け、開封次第返信をしたり、担当者に転送したり、依頼内容の期限を確認していつまでに仕上げるか計画を立てて仕事の週間・月間スケジュールに組み込む作業を行っていた。

また、メールソフトのメール受信通知機能を常にオンにしておき、メールが来たらすぐわかるようにして、急な業務の対応をしている場合でない限り、すぐに処理するようにしていた。

 

②メールの返信を簡潔にする

メールの文面はなるべく簡潔にすることを心がけた。

メールは相手に不快感や冷たさを感じさせないよう、どうしても色々と文章をつけたくなってしまう。しかし、広報では1日に何十通も関係企業、教職員とやり取りをする必要が出てくる。メールの文章を必要以上に丁寧に書いていると、あっという間に日が暮れてしまう。そのため、メールの文章は関係企業、教職員に対しては簡潔に、初めてやり取りをする方には丁寧に文章を書くようメリハリをつけていた。

簡潔にメールを済ませる関係企業、教職員に対しては対面コミュニケーションの機会を設けられるので、対面時にメールのフォロー(御礼を手厚くしたり、説明不足がないか確認したりした)を入れるようにしていた。

 

③よく使う文言は「辞書登録」を活用する

メールや資料作成時、よく使う文言があると思う。よく使う文言はいちいちキーボードで手打ちをしていると面倒なので、PCの「辞書登録」機能を活用し、ある言葉を打って変換すれば必要な文言が出てくるように設定をしていた。例えば、下記のような感じである。

 

(例)

「ひた」と打って変換 → 日頃より大変お世話になっております。

「ま」と打って変換 → 誠にありがとうございます。

「どよ」と打って変換 → どうぞよろしくお願いいたします。

 

辞書登録では、文言と読み方を登録すると上記のように変換時に変換候補として出てくるようになる。文章を打つ手間がかなり省け、時短になるので辞書登録機能の活用はオススメだ。

 

④タスクはメモ帳で管理する

タスクの管理は色々試行錯誤を重ねた。ノートに雑記も兼ねて記したり、Webのスケジューラーで管理したり、Trelloというタスク管理ツールを使ってみたり…。しかし、最終的には非常にアナログだけれど、メモ帳にタスクのタイトルを書き出して優先順位や締め切りを記入、終わったものは線を引いて終了したことがわかるようにし、全部のタスクが終了したページは切り取って捨ててしまうという形に落ち着いた。

 

この形だと今タスクをどれだけ抱えているのかがパッとわかりやすい。タスク数、タスクを記入したメモ帳の枚数で今仕事がたまっているのか、比較的余裕があるのかが分かる。タスクが多ければ上司に仕事の進め方を相談して、その仕事が炎上する前に他の人に手伝ってもらったり、締め切りを延ばしてもらったりすることもできる。

 

全タスクに線を引いた(全タスクが終了した)メモ帳を捨てる時は達成感を感じることもできるので、メンタルにも良い効果がある。タスク管理がうまくいかずに悩んでいる人は、一度メモ帳に記すことも試してみてはいかがだろうか。

 

⑤頼まれたものは、すぐに取り掛かる

上司や先輩、他部署の人から仕事を頼まれた時、今取り掛かっているものをとりあえず中断し、すぐに依頼事項に取り掛かるようにした。これも①のメールを溜めないのと同じ理屈で、「何を」「どうするのか」という相手のオーダーを鮮明に覚えているうちに、依頼された仕事の大枠を整えるように意識した。大枠さえ整ってしまえば、細部は後でやっても何とかなることが多い。

 

例えば、資料を作る仕事であれば、「何を」「どこまで」「どんな形式で」載せるのかを依頼相手にすぐに確認し、資料の項目や記載する文言を整えてしまう。資料作成日の記入や資料のレイアウト、誤字脱字の確認など、細かいことは後日でも良い。

他部署の人と連携してやらねばならないことであれば、すぐに担当者に依頼メールを打ってしまう。期日に余裕を持って依頼できるので、他部署の担当者にとっても、私自身にとってもゆとりを持って取り組むことができて良い。

 

どうしても自分の立てた仕事の計画を優先しがちだが、「〇〇が終わってから」と後回しにするより、鉄は熱いうちに打った方が仕事のスピードは圧倒的に早くなる。急な依頼対応を優先しても、意外と自分の抱えているルーティン業務や季節業務は溜まらないので、「鉄は熱いうちに打つ」を癖にすると良いと思う。

 

⑥仕事のゴールを確認して、「やらないこと」を意識する

仕事は丁寧にやりだすときりがない。120点を取りに行くのではなく、80点で過不足ない結果を残すように仕事に対する意識を変えた。

今取り組んでいる仕事がどうなったら成功なのかを確認、イメージして、そのために必要なことだけをピックアップしてやるようにする。必要ないものは切り捨てる。場合によっては切り捨てる際に上司の確認が必要なこともあるかもしれないが、自分ルールでやっていたことや前任者のやり方を踏襲していたものなど、改善できるところも意外とある。

 

「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」ではなくて、「やらない」を意識するようにすると、今の仕事の改善点をより見つけやすくなると思う。

 

 

以上が昨年度、仕事を効率的にこなすために意識して取り組んでいたことだ。

早く帰ることは悪いことではない。早く帰って好きなことをした方が良い。その方が人生が豊かになると思う。

 

ということで、今日のブログはここまで。

 

胎動を感じる

産休に入り、静かに自分の体と向き合う時間を持てるようになった。そのおかげで、仕事をしていた時には意識していなかった「胎動」を日々じっくりと感じることができている。

 

私のお腹の中の胎児は、すでに時間の感覚ができつつあるらしい。胎動が激しい時間とおとなしい時間が1日の中でハッキリしている。朝7時、昼の12時、夕方16時前、夜19時と22時前後。この5つの時間帯になると、胎児は決まって目を覚まして、お腹の中で一生懸命バタバタと手足を動かしている。

 

妊娠して初めて、「自分の思い通りにならない身体」というものの存在に気づいた。このことを以前、パートナーに話してみたのだけれど、健康な男性にはなかなか理解しづらいらしい。言いたいことの半分くらいしか伝わらなかった気がする。

 

妊娠する前、特に病気をしていない私の体は私一人のものだった。自分の意思で自由に動けるし、多少の寝不足も、ちょっと風邪気味でも、自分の体調は自分でコントロールできる範囲にあった。しかし、妊娠してからというもの、私の身体は「思い通りにならないもの」へ変化していった。というより、そもそも「自分の思い通りになる身体」は私の思い上がりだったのかもしれない。

何も悪いものを食べていないのに気持ち悪さが続くつわりの期間(気持ち悪いだけでなく非常に眠かったりもした)。徐々に大きくなり、お気に入りの服が入らなくなってくるお腹まわり(一時期のことだから、と妊婦服は最小限に抑えてルーティン化した)。臨月に差し掛かってできてしまった、赤々とした下っ腹の妊娠線(ほとんどの場合一生消えない)。そして、明らかに自分の意思とは全く無関係に動き回る下腹部(時に激しく動き回ったり内臓を押してくるので、痛みを伴う)。

これだけの変化をたった10か月の間に経験したのである。私の身体は私のものなはずなのに、私のものではない。コントロール外のことが次々と起こる不思議な感覚。

 

特に「胎動」は本当に不思議な感覚で、これまでにこんな経験をしたことがない。「思い通りにならない身体」というだけでなく、「間借りされている身体」という不思議で面白い体験。お腹の皮膚を触れば自分のものだけれど、お腹の中の動きは自分のものではない。その動きは、意思を持っているようにも見えるし、父や母となる人に向けて何かを言っている様にも見える。この胎動があるからこそ、新しい命が生まれてくるということを実感し、赤ちゃんを迎える準備ができるのかもしれない。

 

胎児が外の世界へ出てくるまで、あと少し。この不思議な感覚を感じられるのも残りわずか。出産は楽しみでもあり、少し不安でもあるけれど、無事に終えられるように残りの妊婦期間を楽しんで過ごしたいと思う。

 

 

 

【新人・若手職員向け】大学関連のことを勉強したいと思った時に使える手段一覧(後編)

 

先日公開した記事の後編。

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前編は勉強会など外の会場で勉強をするものを中心に書いたが、後編は外に行かなくてもできるものを中心に書いてみたいと思う。

 

大学関連のことを勉強したいと思った時に使える手段一覧

4.資格取得

 資格取得をモチベーションとしながら勉強をするのも1つの手。所属する部署によって関連する資格があるほか、一般的な資格試験も役立つことがあるので、自分の所属する部署や今後やってみたい仕事に合わせて資格取得を計画すると良いと思う。下記に記すのは、私が知りうる資格のほんの一例。部署の先輩や他大学の同じ仕事をしている人がどんな勉強をしているか等もぜひ参考にしていただきたい。

 

英検、TOEIC等の語学系資格

 どの部署にいても有用。

秘書検定

 総務系、秘書の仕事をしている方で取得した方もいる。

CDA

 就職関連の部署の方が多く取得されている印象。キャリアコンサルタント(就職、転職、仕事上における悩みなど、各個人のキャリア形成を支援する専門家)の資格。

進路アドバイザー検定

 高校生等の進路相談を受ける際に知っておくべき知識の理解度を問う検定。入試系の仕事をされている方にオススメ。

統計検定

 IR等のデータを扱う仕事の場合、統計学の考え方、データの扱い方を学ぶのには良い資格だと思う。

 

広報系の資格については、ブログの別記事で紹介しているほか、また違う資格を1つ紹介する予定。

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5.書籍

  大学に関する書籍は本当に様々なものが出版されている。特に最近は社会的にも「大学教育」に関心が持たれているのか、大学改革や少子化時代における大学教育のあり方(あるいは大学教育の崩壊)、就職活動や社会に求められる人材育成などをテーマにした書籍がよく見られる気がしている。書籍の選び方はその人が欲している情報によって変わってくるし、普段の読書内容によって何が良い本なのかも変わってくるので、興味のあるテーマで好きな本を読んでみるのが良いと思う。

 

どうしても書籍選びに迷うという方は、大学職員ツイッタラーから書籍情報を得るというのも1つの方法だ。大学職員ツイッタラーには自分が読んだ書籍をブログやTwitter上で紹介している方もいる。Twitterで気になる方をフォローし、その方が紹介していた本をとりあえず読んでみるのも勉強になってオススメ。

 

手っ取り早く大学業界の概要を押さえたいという方は、以前ブログ内で紹介した『速解・大学教職員の基礎知識』(特定非営利活動法人 大学経理研究会・編)を読んでみると良いと思う。

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教務の仕事をされている方は、実務書として『大学の教務Q&A』を読み、職場に置いている方も多い印象。

 

大学の教務Q&A (高等教育シリーズ)

大学の教務Q&A (高等教育シリーズ)

 

 

6.雑誌

大学業界で有名な雑誌というと、やはりベネッセの『Between』とリクルートの『カレッジマネジメント』ではないだろうか。両紙は定期購読をしている職場も多いと思う。以前調べたところ、残念ながら個人での定期購読はどちらも受け付けていないとのこと。ただし、下記サイトより電子ブックを読むことができるので、職場で読むことができない場合はWeb上でチェックをするのが良いと思う。

 

・Between情報サイト

souken.shingakunet.com

 

7.Webサイト・SNS

 WebサイトやSNSは、大学業界・教育業界の最新トレンドをつかむのに有効な手段だ。Twitterで大学職員ツイッタラーや大学公式アカウントをフォローするはもちろんのこと、Facebookでは企業やニュースサイト公式アカウント、大学公式アカウントをフォローして情報を得ると効率が良いと思う。

 

また、WebサイトやSNSは単に教育業界の情報を得るだけではなく、大学の大事なステークホルダーである保護者や高校生、学生が何を考えているのかを知る手段としても使える。Twitterで高校生のアカウントをフォローしたり、保護者世代がよく読むようなニュースサイトをチェックしたりすることによって、今教育に何が求められているのか、若者は何を考えて行動しているのかを体感することができる。ニーズを理解しなければ、日々の業務もただこなすだけのものとなってしまう。より良く、より面白く仕事をするためにも、日々の情報収集は欠かせないと個人的には思っている。

 

Facebookページがほとんどになってしまうが、下記にオススメの情報源を記す。

 

ベネッセ教育情報サイトFacebookページ

保護者向けの教育情報サイト。受験動向に関する解説など、今保護者が教育に対してどんな疑問を持っているのかを知るのに役立つ。

www.facebook.com

ベネッセ教育総合研究所Facebookページ

大学生の学習・生活実態調査など、教育に関する調査・研究結果が公開されている。

www.facebook.com

日本の研究.com Facebookページ

国内でいまどんな研究成果がリリースされているのかを知るのに役立つ。

www.facebook.com

日経カレッジカフェFacebookページ

学生に向けた就活関連の情報が豊富。

www.facebook.com

リクルート進学総研

カレッジマネジメントからその他調査結果まで、様々な記事を公開。スマフォのホーム画面にアイコンを置いておき、時々チェックすると良いと思う。

souken.shingakunet.com

大学ジャーナルオンラインFacebookページ

大学関係の各種最新ニュースを扱っているサイトのFacebookページ。各大学の取り組みから、研究成果リリース、入試動向まで幅広く扱っている。

www.facebook.com

一般社団法人私立大学連盟Facebookページ

私大連で発行している「大学時報」最新号の内容が定期的に紹介されている。冊子を購読・回覧している職場も多いと思うが、もし職場で読めない場合は私大連HPからも読むことができるので、気になるページは確認してみると良い。

www.facebook.com

教育新聞Facebookページ

小中高校教員向け新聞のFacebookページ。教育業界で今何が話題なのかを確認するのにオススメ。

www.facebook.com

 

上記以外にも、Yahooニュースで「大学」「教育」というキーワードで検索をかけて最新ニュースをチェックしたり、ニュースアプリで「教育」や「大学」というキーワードをフォローしたりすることによっても情報を得ることができる。日頃のWebの使い方によってやりやすい方法でニュースをチェックすると良いと思う。

 

8.補足

前編に入れ忘れてしまったので、後編で補足。教育系の勉強をしたいと思った時、放送大学を利用して勉強をしている大学職員も結構多い。私学共済では、確か放送大学で学ぶ費用は割引がきいたはず…。仕事をしながら学びやすいので、興味のある授業がある場合は受講してみるのも良いのではないだろうか。

 

また、gaccoなどのオンライン授業を利用して学ぶ人もいる。gaccoは私も統計学の授業を利用したことがあるが、通勤時間帯など隙間時間を利用して授業を視聴することができるので、なかなか利用しやすい。授業料が反転授業でない限りはかからないのも魅力的だ。こちらも興味のある授業があれば、気軽に試してみると良いと思う。

 

 

以上、長くなってしまったが、大学関連のことを勉強したいと思った時に使える手段をまとめてみた。私自身が新人職員時代、学内で仕事をしているだけでは視野が狭くなってしまうと危機感を感じた時に、こういう情報が欲しかったので記事としてまとめてみた次第。

 

情報を欲している方の参考に少しでもなれば幸いです。