元大学職員のスピーチ

元大学職員。PR会社に転職しました。//大学職員の仕事、大学職員論、大学教育に関する話題はこちらに書きます。//noteでは、広報PR、働き方などを発信中。https://note.com/mariehoshino

悩んでる人が多い気がする。大学職員。

約2年前からだったか。

大学で働く人としてTwitterを始めた。

大学職員と思われる方や大学関係のアカウントをフォローして、業界動向の情報収集をしている。(乗っ取り被害にあって一度アカウントを変えているけど。)

 

ここ最近、若手から中堅まで色々な方をフォローして、日々のツイートを眺めていて思うことがある。

 

大学職員、日々悩みながら仕事をしている人が多くないか。

 

Twitterがネガティヴなことを呟きやすいツールであるということを差し引いても、である。実はSNSが趣味なので、他業界の方のつぶやきもリスト化してチェックするようにしているのだが、他の業界に比べてどうもある種の悩みツイートが多い気がするのだ。大学職員。

 

その悩みの種はどこにあるのだろう。何故悩みが尽きないのか。

 

多くの人のつぶやきに共通するのは、組織の人に関する悩みであるということ。あくまで個人的な所感だけど。

 

同僚の仕事に振り回されて悩む人、先生との関係性に悩む人、後輩とのコミュニケーションの齟齬に悩む人、上司のマネジメント不足に悩む人、上層部の意思決定に振り回されて悩む人。などなど。

 

これもあくまで私個人の考えだが、大学職員が事務屋でよかった頃はこういう悩みも少なかったのではないか、と思う。大学職員として求められることが増え、事務局の組織のあり方を変えねばならない時代に、組織の変革が追いついていない結果起きるのではないだろうか。

 

上司のあり方が過去の組織で良しとされていたものから変わらねばならないのに、変わっていないからマネジメント不足が起きる。先生と職員との関係性も変わっていかねばならないのに、先生側の理解や職員側の理解が追いついていないから、齟齬が起きる。

 

これらの問題は、研修制度の充実や組織改革を行う中で地道に課題をクリアしていくしかない気がする。故に、解決にはすごく時間がかかるな、と思う。

 

悩みの種はまだまだ尽きることはないのだ。

その悩みとどう付き合うか。いかに自分が動けるか。相手が変わらないなら、変えるために少しずつでも動く。私自身まだまだ不足しているし、むしろ未熟で、時に頑なになってしまうのを変えねばならないけれど、目指す方向に持っていくために自分に何ができるかを考えて仕事をせねばならないのだと思う。(それは別に1人でやらなくてもよくて、上司の力を借りて人を動かすのもあり。)

 

うーん。日々精進ということか。

今日も悩みながら仕事をしてきます。