星野マリエのスピーチ

都内在住のOL。大学に勤務中。仕事、キャリア、趣味を中心に書きます。 大学、教育、大学職員、転職、就活、キャリア、勉強、SNS、音楽、読書、カメラ。 単純な毎日を面白い日々に変えていくのだ。//上級SNSエキスパート//CDA勉強中

大学職員に必要なのは「調整力」?

「大学職員になるために、大学職員としてやっていくために必要なスキルって何ですか。」

 

同業者の方々はどんな風に答えるだろう。

大学職員になりたい方はどんなスキルが必要だと思うだろう。

 

大学職員として必要な力、大学職員として働く中で磨かれる力は「調整力」だと思う。あくまで私個人の考えだが。

 

なぜか。

 

大学職員の仕事は一般企業以上に「多様な人」が関わるからだ。

部署にもよるけれど、大学職員の仕事はこんな感じなのだ。

 

・学生に書類の提出を求める → 全然書類が出てこない

・保護者からの問い合わせに答えたり、お願いをする

・教員に期日までに書類の提出をお願いする(期日を過ぎても提出のない教員も多い)

・企業さんに広告の制作をお願いする

・他部署に調査の協力を依頼する

・地域の方からの問い合わせやクレームに対応したり、地域の方と一緒に何かを成し遂げる

 

同質でない、本当にいろんな人を相手にすることになる。

 

特に教員と他部署と仕事をする際、「調整力」がモノを言う。

いかにこちらのやりたいことと相手の意向とをすり合わせ、教員や他部署に納得して気持ち良く仕事をしてもらうか、これは各個人の腕の見せ所だ。

(私はまだまだレベル2くらい。もっと腕を磨きたい)

 

こんなことを言うと炎上しそうだが、大学職員としての仕事の中で相手にするのは、半分くらいが「一般常識からずれている人」である。

例えば、教員。研究者として凄い人であることと、一般的な事務仕事ができることとは別な話。科研費をたくさん取ってきて大学に貢献している先生でも、とても偏屈で一緒に仕事がしづらい、なんて人は結構いる。

大学職員になりたい方の憧れの仕事であることが多い、学生対応だってそう。対応がきちんとしていて、大学職員と仲良くなる学生もいるけれど、窓口で対応する学生のおよそ半分(もしくはそれ以上?)は敬語が使えなかったり、期日を守らなかったり、連絡がつかなかったり。「社会に出てから苦労するよ、それじゃ。」というような学生なのだ。

 

一般常識からずれている人たちをまとめ上げ、なんとか思う方向に持っていく。

これは意外と大変だ。(もちろん、これを本当に何なくうまくやり遂げる人もいる。そんな人の技術をよく観察して、いいところを盗みたい。)狭い世界だからこそ、この調整に苦労して、精神的に追い詰められる人も中にはいる。

 

大学職員を目指す方は、この一般常識からずれている人を毎日相手にしたり、力のいる調整を毎日してもなお”やりがい”を見出せるかについて、今一度考えていただけたらと思う。やりがいを見出せる方は、きっと大学職員になっても楽しく働けるはず。待遇ばかり見て大学職員を目指すなら、多分ここで辛い思いをすると思う。

 

ネガティブなことばかり書いてしまったが、大学職員の仕事の中で身につけた「調整力」は悪いことばかりではない。実は日本社会の中で結構役に立つ場面もあるのではないか、とも思うのだ。例えば、地方創生の現場や地方自治体、地域の自治会、PTAや医療関係(大学に近いか)など。調整力にビジネスセンスがかけ合わされば、営業職などでも結果を出せる人も多いかもしれない。

 

そんなことを思った、土曜日の午後でした。